「ふわふわ言葉」がふえてきました
人は,だれもがかけがえのない存在です。理由もなく他人から嫌なことをされたり,傷つけられたりすることは,あってはならないことです。
当校では生活目標を「やさしい言葉遣いをしよう(チクチク言葉をなくし,ふわふわ言葉を増やそう)」として全校で取り組んでいます。
皆さんは「ふわふわ言葉」「チクチク言葉」と聞いて,どんな言葉をイメージされますか?
ふわふわ言葉 | チクチク言葉 |
(言われるとうれしい言葉) | (言われると傷つく言葉) |
・ありがとう ・ごめんね じょうずだね ・だいじょうぶ。どうしたの? ・一緒にあそぼう、一緒に帰ろう ・お友達だよ。お友達になろう。 ・なかよくしよう。すごいね。 |
・あほ バカ ブス デブ ・死ね 殺すぞ ・うざい くさい ・きもい 最悪 最低 絶交 ・こっちへ来るな! ・そんなこと分からないの? |
体育館前の「ふわふわ言葉の木」には、たくさんの子どもたちのメッセージが実ってきました。
一つ一つの花びらに書かれた子どもたちのメッセージから、学校生活の中でふわふわ言葉が分かります
最近では,子どももよく見るバラエティー番組でも,芸能人の会話の中にいくつも配慮のない言葉を耳にします。また,子どもたち大好きなテレビゲームでは,アクション系・バイオレンス系の「死ね・消えろ」など,耳を疑うような言葉が飛び交います。言葉遣いは,模倣と繰り返しによって築かれていくものです。私たち大人も襟を正し,正しい日本語を学び伝えていくことが必要です。学校だけでなく,子どもを取り巻く皆さんみんなで気をつけ合うことが,思いやりのある人間関係をつくる上で大切なことだと考えます。今一度日常生活に中に「チクチク言葉」はないか見直していただき,反対に「だいじょうぶ?」「ありがとう」などふわふわ言葉が いっぱいになるようご協力をお願いします。